2021/4/9

ルスツファームはひつじのあかちゃん誕生ラッシュ!10周年で初めての出来事も

ルスツリゾート直営牧場ルスツファームでは、ひつじのあかちゃんが次々誕生しています。普段見ることができない、生まれたばかりのかわいいあかちゃんたちの様子を羊舎からご紹介します。

元気いっぱいひつじのあかちゃん

今年で10年目を迎えるルスツファームは現在約700頭のひつじを飼育しています。ひつじの出産は年に一度、2月からはじまり、現在は150頭ほどのあかちゃんが誕生しています。メェメェとかわいい声が鳴り響くと、厳しい冬が終わり春の訪れを感じる季節となります。

トップバッターはテクセル

白色のテクセル種をメインに、顔・手足が黒色のサフォーク種の2種を飼育しています。まず最初の出産はテクセル。1度に1~2頭が産まれ、お母さんは子供を産んでから息つく暇もなく、羊水で濡れたあかちゃんのカラダを舐めて乾かし、刺激し、初乳を与え、子育てを開始します。あかちゃんもそれに応えるように産まれてから数分後には立ち上がり、お母さんのおっぱいを探して歩きはじめます。誰に教わる訳でもないのに、生命の神秘を感じる瞬間でもあります。

白いひつじから黒いレアひつじが誕生

ルスツファームに初めての出来事が起こりました!お父さんもお母さんも白色のテクセルなのに、真っ黒いあかちゃんが誕生したのです。この黒色のあかちゃんはブルーテクセル種、色因子の「青」を運ぶテクセルから来ており、父・母の両方が青色のファクタを運ぶ、2つの白色テクセルの交配から産まれてくるようです。難しい事は良く分かりませんが、この品種を知らないで白×白から黒のひつじが産まれてきたらビックリしますよね。。珍しいひつじ「ブルーテクセル」の成長がとっても楽しみです。

サフォークのあかちゃんは写真がむずかしい

サフォークは顔・手足が黒色で、体の毛が白色なのですが、産まれたては毛が短く全身黒色~灰色。常に動き回ってじっとしていることがなく、顔のパーツも真っ黒。目だか鼻だか口だか分かりにくく、写真を取るのが非常に難関。必然的にサフォークよりテクセルの写真が多くなってしまいます。

ミックスちゃんもいます

サフォーク (♀) が発情期に事件発生。隣の部屋にいたテクセル (♂) がスタッフが目を離した隙に柵を壊して忍び込み合体。テクセル×サフォークのミックスちゃんが3頭誕生しました。計画にはありませんでしたが、白黒だったり、白茶だったり、耳標で番号チェックしなくても見分けられるかわいいひつじで、これはこれで良かった事件です。

6月に会いましょう

昨年からリゾート内にオープンした「ひつじひろば」は、2021/6/12(土) からスタートします。今回ご紹介したあかちゃんの中から選ばれたこどもたちが「ひつじの幼稚園 (期間限定)」に登場します。おそらくその頃には20kgを超える大きさに成長し、あかちゃんとはほど遠い姿になっていますが、一緒に写真を撮ったりふれあうことができるエリアですので、お会い出来るのを楽しみにしています。

夏休みからシープドッグショーもスタート

ひつじ牧場には一緒に働く牧羊犬もいます。冬の間はお仕事もなくのんびりと暮らしていますが、放牧が始まれば忙しい日々となり、2021/7/22(木・祝)からはシープドッグショーも始まります。広い牧場に放牧されている羊の群れを集めてくるお仕事風景の一部をご覧いただける内容とですので、こちらもお楽しみに。
ルスツファームひつじひろば