2021/4/27
遊園地のオープン準備ってどんなことをするの?舞台裏を公開!
ルスツリゾートは2021/4/29(木・祝) オープン!まだ少し雪の残る中、何やら遊園地ではスタッフみんな作業着を着ていそいそと働いていました。遊園地の準備ってどんなことをするの?オープンまでの準備や遊園地の舞台裏を少しだけご紹介いたします。
4月中旬、長い長い冬が終わりやっと雪が溶けてきました。地面を見るとちょこんとかわいらしいお花が顔を出しています。ルスツにも春が訪れました。
しかしここは高原。平地よりも気温は低く、溶け切らない雪がこんなにたんまりと。
まずはこの雪たちをかき出すことからスタート!
そのほか、遊園地ではどんな作業をしているのでしょうか?人気どころから見ていきましょう!
大人気遊機具「ハリケーン」。驚きの取り付け方法とは?
ルスツの人気アトラクションといえば「ハリケーン」。遊園地お休みの冬シーズンの間はこの客車は外され、法定点検に則った整備を行った後、専用のかごに入った状態で倉庫に保管されています。ということで、半年ぶりのご対面!さてこちらはどうやって取り付けられるのでしょうか。
もちろん人力では無理な作業。巨大なクレーンで吊り下げます!
クレーンが移動する先はここ、一部レールの外された部分があり、ここから1基ずつレールに車輪をはめていきます。細かく位置を調整しなければうまくはまらず時間がかかってしまうこの作業ですが、ここはプロの技。すぐに位置を決めて慎重に、安全に、そしてスピーディーに取り付けていきます。
「がちゃん。」うまくはまりました!あとはプラットホームまで繋がれた縄で引っ張っていきます。この作業を繰り返していって、最後は客車のつなぎ合わせをして完了!
観覧車は高所での作業も!
お次は遊園地の定番「観覧車」を見ていきます。観覧車の裏側を覗くと、何やら梯子がかかっております。
この梯子を上っていくと、足場がありました!ここが整備作業スペースなんです。地上からは約10mほど、さらに観覧車自体が山の上の方にあるので体感はもっともっと高い!こんな高所でいったいどんな作業をするかというと・・・
歯車の「グリスアップ」。観覧車はこの歯車が回る力を全体に伝えることによって回っています。まさに観覧車の心臓。グリスアップはこの心臓部に潤滑剤を塗布していく作業となります。ここの潤滑がよくないと観覧車は正常に回らなくなってしまうのです。しかし大きなアトラクションを回しているのがこの小さな歯車だったとは。
オープン間近!大忙しのルスツリゾートです
そのほか細かい作業も遊園地スタッフみんなで力を合わせて進めていきます。
順番待ちのスペースを取り付けたり。
各アトラクションの外周を取り囲むフェンスを取り付けたり。
(彼は3年前にインドネシアから来たナイススマイルなダニエル君。ルスツリゾートのマスコットキャラクターと同名です!)
室内に冬眠していただいていた「サファリ」の動物たちを。
青空の下に放したり。
「モンスター」も塗装をし直してピカピカになっていました!
(これから顔を描いていくそうです)
オープンまでもう少し。万全の体制でお迎えできるよう私たちは準備を進めています。まだ少し風が冷たいですが、澄んだ空気と春の香りが気持ちよい季節です。是非 ゴールデンウィーク、be Happy ! しに来てくださいね。