2021/6/22

ルスツリゾート40周年記念!? 遊園地の㊙10大裏話を大暴露!~後編~

今回の記事は、「スタッフだけが知るルスツリゾート遊園地㊙裏話」の後編をお届け。くすっと笑えるネタや、へぇ~と驚くようなネタが今回もたっぷり。早速ご紹介していきますよ~!

前編はこちら

㊙裏話その6|国内最大級のコースターてっぺんにカラスの巣!?

大きなループを中心に、ルスツ最速の時速約90㎞で前にも後ろにも大回転する「ループ・ザ・ループ」。開園当初から人気のジェットコースターです。実はこれ、現在日本国内にある直線型ルーピングコースターでは大きさが最大!ループの直径は約25mほどの大型ジェットコースターです。正面を向いて乗車するより顔だけ横を向いてみると、絶景感が味わえる&回転感が増すように感じるようですよ。怖いもの好きな方はぜひ!

 

ループ・ザ・ループの小話をもう一つ。このような高さがある遊具には、避雷針がついています。定期的に針に異常がないかを点検するためここに登っていく必要があります。なんという超高所作業。このループ・ザ・ループにはレールの端 (地上45m!) についていて、ある日スタッフが点検のため登ってみると目の前の木にはなんとカラスの巣が!この超高所でカラスのつがいに襲われた経験があるスタッフも。これはジェットコースターに乗る以上に恐怖です…。

㊙裏話その7|サイクルモノレールは昔と進行方向が逆に。その理由は…

空中サイクリングを楽しめるサイクルモノレール。開設当初は時計回りに一周して戻ってくる仕様でしたが、現在は反時計回り。実は、時計回りでスタートした当時は周囲に遊具が少ないうえ木立も低かったこともあり、乗客のスカートチラリを狙う不届き者の車が国道に並んだことがあったのです…。そのため周る方向を逆に変更。今では不穏な視線を感じることなく安心して乗車できるようになりました。

㊙裏話その8|あと数日早ければ日本初登場だったスカイトレイル

国内最大級のアスレチック、スカイトレイルはルスツのスタッフのみで1ヵ月かけて組み立てた苦労の結晶。日本初を目指していち早く機材を調達し、コツコツ組み立ていざオープンという数日前、悲しい知らせが。本州で日本初のスカイトレイルが誕生したのです。あと数日早く完成していれば…。でも、北海道初上陸は間違いありません!

 

冬のお休み中も雪下ろしは必須。ピーク時は1段目が埋まるくらいの積雪があるんですよ。1段目の雪下ろしはほうきでささっと楽ちんですが、2段目以上はけっこうな恐怖。雪が積もったアスレチックの上を恐る恐る手作業で除雪しています。

※残念ながら2021年は運休しています。

㊙裏話その9|ゴーゴースニーカーを支える縁の下の力持ち

カラフルなスニーカー型の車両が目印のゴーゴースニーカー。車両待機位置をよく見てみると、靴底の横に何やら赤いライトのようなものが。これ、意外にも大切な働きをしているんです。

 

アトラクションの中には気温にスピードが左右されるものがあります。ルスツでは、ハリケーン、マッドマウス、ゴーゴースニーカーなどがそれにあたります。中には寒すぎると安全のために停めなきゃいけないものも。そこで登場するのがこの投光器。投光器から発せられる熱で車輪を温めることによって、寒さで堅くなったゴム製の部品やグリスを柔らかくし、動きを上げるのです。「あれ、今日なんか遅い?」と感じる時は、気温や季節が関係しているかも。

㊙裏話その10|モンスターはお子様も安心な仕様にカスタマイズ

タコ型アトラクションのモンスターは、もともとの仕様はタコ全体の回転方向とタコ足についた客車の回転方向がともに時計回り。外側になった時の遠心力がとっても強くてスリリング。でも、それだとお子さんはちょっと危ないので、ルスツのモンスターはタコ全体が反時計回りで足先の客車は時計回りにカスタマイズ。遠心力が和らぐので、お子さんも安心して楽しめます。ちなみに、今年塗り直しをしたのでピカピカのモンスターが見られます!

裏話でもっと遊園地を楽しく!

遊園地で働くスタッフだからこそ知っている㊙裏話、いかがでしたか?遊園地で遊ぶ時のちょっとした小ネタに♪みなさんが安心して楽しんで頂けるよう、スタッフ一同整備・メンテナンスしています。

ルスツリゾート遊園地は、2021/6/23 (水) からまた営業を再開いたします。
ルスツで皆様にお会いできること、楽しみにしております!

ルスツリゾート遊園地