ルスツリゾートでは、7/12(日) に3密を避けたランニングイベント「Rusutsu Trail Time Attack (ルスツトレイルアタック)」を開催しました。お天気は、雨予報でしたが曇りでとどまってくれて、涼しくてちょうどいいランニング日和です。今回の大会は「密閉」しない屋外で、「密集」するタイミングをつくらない方法で、「密接」せずに参加できる、3密を避けたランニングイベントを開催することはできないか？ということで企画しました。ランニングイベントといえば、大勢の人があつまり一斉スタートし、ゴールまで一緒に走っていきますが、今回行った3密を避けるための工夫も紹介しながら、大会の様子をお伝えします。

3密を避けたランニングイベント

今回の大会は公式ホームページやSNSで告知し、参加者は前日までにWebでエントリーしてもらっています。エントリーいただいたお客様には事前にスタート時刻を割り振り、その時間に合わせてルスツリゾートに来ていただき、手続き＆清算をしていただきます。そのためそれぞれの時間がかぶらないので受付での混雑はありません。受付では、体温測定を行います。

 

受付と清算が終わると「Eカード」をお渡しして、スタート地点に向かっていただきます。

 

3密回避のレースを実現させたのがこの小さな「Eカード」。もともとアクティビティメニューにある「オリエンテーリング」というスポーツで使われる測定用カードなのですが、機材にかざすと通過したチェックポイントと時間が記録されます。今回はそのEカードのチェックポイントを、スタートからゴールまでのルート上にいくつか設置し、ランナーはそのすべてのチェックポイントでEカードをかざしながらゴールまで進みます。Eカードのおかげで、スタート時間がバラバラでも、スタートからゴールまでの時間が記録されるだけでなく、すべてのポイントの通過記録からコースを正しく進んだかも分かるようになっているのです。

トレイルランニングからのスタート

大会はまずはトレイルランニングからスタートです。名前を呼び出しがあり、1分ずつ時間差でスタートしていきます。スタート地点に並ぶときも間隔をとっています。

 

ウエストMt. の山頂まで行って帰ってくる5キロコースと、同じコースを2周する10キロコース。サロモンアスリートの反中選手のスタート時には黄色い声援があがってました。ベテランランナーさんたちは出走前までウォーミングアップをしてる人が多かったです。ルスツは広い芝生があるのでコース以外は自由にのびのびウォーミングアップができます。

 

小学生のお子様は1人につき保護者の方一人まで伴走してもらうことができます。

 

応援のお子様もたくさん。こちらはトレイルランニングが初参加のママさんランナー！靴もいつものジョギングシューズですが、なんと5キロ女子の部でいきなり優勝でした！

 

ゴールまであとすこし！ランナーが戻ってくるとその場にいるランナーや応援の人たちから拍手や声援があがり和やかなムードです。

 

ゴールしたらそれぞれ解散です。みなさん芝生で休んだりくつろいでました。

最後の競技はヒルクライム

午後からは、ヒルクライムです。どのルートでも自由でとにかく山頂まで早くゴールした人が勝ちです。このころから雲行きが怪しくなり少し小雨が…。山頂は霧に覆われ、ゴールまでの道が見えません。。

 

ルスツトレイルを進むと整備された山道ですが…山頂までの最短ルートは冬はスキーゲレンデとなる急斜面です。どう見ても草ボーボーの藪の中…！でも皆さんドンドン進んでいきます！

 

無事全員ゴールして、イベントは終了です。タイムは、ゴールと同時にWEB速報でチェックできるようにQRコードを掲示しました。他の参加者のタイムが見られるのも楽しいですね。順位発表は、当日の18:00を予定しておりましたが、少し早めに公開できました。今回の大会では、92名に参加いただき、うち17名の方は2種目エントリーしていただきました！

 

皆様とても協力的で、楽しんで参加してくださっている姿が印象的でした。「SNSで見かけてはじめて参加しました」という学生さんたちも。

 

ご家族でいらしたり、色々な方が参加していました。

 

皆様にご配慮&ご協力いただき無事に大会を終了することができました。「ほかの大会が中止になっているなか、久しぶりに参加できて嬉しい」というお声をたくさんいただきました。また、9月中旬にトレイルランニングのイベントを計画しています。イベント内容が決まりましたら公式ホームページやSNSで告知させていただきます。ぜひご参加ください。スタッフ一同おまちしております。