2026/8/28

「第3回 水循環シンポジウム2026 in 留寿都」を9/26(土) に開催

ルスツリゾートにて「第3回 水循環シンポジウム2026 in 留寿都」を開催いたします。北海道では、冬に降った雪が春に融け、森や大地に染み込み、地下水や湧水、川となって、地域の暮らしや農業、観光を支えています。普段はなかなか意識することのない、この「水のつながり」を知り、どう見守り、どう守り、次の世代へつないでいくのか。

今回のシンポジウムでは、研究者や行政、企業だけでなく、地域で暮らす人たちや子どもたちも含め、留寿都からこれからの水循環を考えます。

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「調べる・測る」から、「見守る・守る・育てる」へ

ルスツではこれまで、大学・研究機関や地域の関係者とともに、地下水や湧水、雨量、積雪、森林などの調査や観測を進めてきました。これからは、調べて終わるのではなく、継続的なモニタリングによって地域の水循環を見守り、その変化を知ることが大切になります。そして、そこで得られたデータや気づきを、森林の管理や地下水の涵養、防災、環境教育、観光などの取組につなげ、地域の水や森を守り、育てていく。その一連の流れを、留寿都から形にしていこうとしているのが、「水循環のルスツモデル」です。

・水がどこから来るのかを知る。
・状態を測る。
・継続的に見守る。
・森や水を守り、育てる。
・地域の人や子どもたちに伝える。
・そして、その自然の恵みを地域で活かし、生まれた価値を再び自然へ還していく。

こうした循環を、一つの企業だけでなく、行政、大学、企業、地域住民、そして次の世代を担う子どもたちと一緒につくっていこうという考え方です。水は、町や村、企業の敷地の境界で区切ることはできません。留寿都での実践を一つのきっかけとして、羊蹄山麓や尻別川流域にもつながる取組へ育てていきたいと考えています。

子どもたちと一緒に、水のことを考える

この取組で大切にしていることの一つが、次の世代への学びです。2026年8月には、地域の子どもたちを対象に、水循環を体験するイベント「水のたび、いのちのたび」を開催しました。雨や雪が森や地面に染み込み、地下水や川となって私たちのもとへ届くまでを学び、水をきれいにするろ過実験なども体験しました。

蛇口から出てくる水も、冬に降る雪も、森林も、川も、すべてがつながっています。地域の自然を身近に感じ、「自分たちの水はどこから来ているのか」を知ることは、未来の水環境を守っていくための大切な一歩です。調査や研究の結果を専門家だけのものにせず、地域の子どもたちや住民にも伝え、一緒に見守っていくことも、「水循環のルスツモデル」の大切な柱と考えています。

観光地だからこそ、できること

ルスツリゾートには、年間を通じて国内外から多くの方が訪れます。加森観光では、この「人が訪れる場所」という観光地の特性も、自然を守り育てる力につなげられるのではないかと考えています。

地域を訪れた人が、雪や森、水について知る。地域の子どもたちが、自分たちの暮らす土地に興味を持つ。観光によって生まれた価値が、自然を守り育てる活動にもつながっていく。観光と自然保全を別々のものとして考えるのではなく、訪れること、暮らすこと、学ぶことが、地域の自然を見守り、守り、育てることにもつながる仕組みを、留寿都でつくっていきます。

シンポジウムで共有すること

2026/9/26(土) に開催するシンポジウムでは、これまで留寿都で進めてきた水循環調査や環境モニタリングの成果を紹介するとともに、森林と水の関係、流域治水、環境教育、観光と自然環境の共存などについて、さまざまな立場から考えます。また、今後どのようにモニタリングを続け、地域の変化を見守り、その結果を森林や水環境を守り育てる具体的な行動につなげていくのかも、重要なテーマです。

翌9/27(日) のフィールドワークでは、森林や湧水地点、観測設備などを実際に見ながら、留寿都の水循環を現地で共有します。専門家だけの議論の場ではなく、地域の水や自然について知り、「自分たちに何ができるのか」を一緒に考えるきっかけとなるシンポジウムを目指します。

開催概要

[名称]
水循環シンポジウム2026 in 留寿都

[テーマ]
水を知り、森を育て、地域で守る
― 留寿都での実践から、羊蹄山麓・尻別川流域の未来へ ―

[開催日]
2026/9/26日(土) ~ 9/27(日)

[日程]
9/26(土)
12:30~18:00 水循環シンポジウム
18:00~ 交流会・ネットワーキング

9/27(日)
9:00~14:45 現地視察・フィールドワーク

[会場]
ルスツリゾート ホテル&コンベンション
北海道虻田郡留寿都村字泉川13番地

[対象]
地域住民、自治体関係者、企業・団体、研究者、学生、農業・森林・観光関係者、報道関係者など

[参加費]
無料・事前登録制

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