2020/5/15

桜開花の合図でルスツファームのひつじの毛刈りがスタート

GWが明け、5月も10日が過ぎる頃、ルスツの桜も見頃を迎えます。春の訪れとともにひつじ達も衣替えをするように毛刈りをし、厳しい冬を乗り越えたウールを脱ぎ捨てすっきりさっぱり。年に1度の春行事である毛刈りのスタートです。

もこもこウール、さようなら

今年生まれた子ひつじと、授乳中でナーバスになっている母ひつじ以外の約400頭の毛刈りを3日間かけて仕上げます。短期間で多頭数の毛刈りをするには飼育スタッフではお手上げ状態のため、日本全国を巡っている毛刈り職人にお願いします。

技術と体力が必要な毛刈り

このバリカン1本で仕上げます。羊専用のバリカンで重さ約2kg、1分間に3,000回転で振動するこのバリカン、片手でただ持っているだけでも素人にはツラい。しかもひつじを保定し、毛を魚の開きのように1枚になるよう刈っていかなくてはいけない、という熟練の技術と体力が必要になります。

留寿纯羊毛

職人4名が横並びで刈ります。ひつじを掴まえて、1頭3分弱で刈り終わるという驚きのスピード。飼育スタッフも毛刈りをすることがありますが、慣れていないので1人が抑えて保定し、1人がバリカンで刈るというスタイルでおそらく10分程度はかかるかもしれません。しかもきれいな1枚物に出来ず、どこかでブチブチ切れてしまう事もあります。毎年、見て勉強しますが、見るのとやるのでは大違いなんです。毛刈り職人に感謝です。

おとなしい子もいれば・・・

バリカンの音もするし、知らない人が近づいてくるし、掴まえられてひっくり返されるし、普段とは違う雰囲気に警戒するひつじたち。しっかり保定しないと逃げたくて暴れまくります。そんな中でもされるがまま身を任せるおっとりさんも。ひつじも個性豊かです。

ひつじの開きの完成

刈り終えると魚の開きのようなひつじの開きの完成です。すべてが繋がっていて1枚物になっています。

初日の成果は175頭

刈った毛は品種 (テクセル / サフォーク)・性別・年齢が分かるように仕分けします。初日は175頭、1日で1人43頭という計算になります。刈った毛を袋に詰めるだけでも筋肉痛になってしまうということは、まだまだ修行が足りないという事でしょうか。羊飼いは奥が深いです。

さっぱりと変身!

あんなにもこもこだったひつじ達、すっきりさっぱりしました。もこもこに見慣れるとなんだかひつじではないみたい (笑) ひつじの顔もどこか「涼しくなったよ」と誇らしげにも見えます。

Rusutsu Wool に生まれ変わります

毛刈りを終えたひつじの毛、雲のようにふわふわもこもこ。この後、汚れを取り除き専用洗剤で洗い、キレイにしてからオリジナル商品『Rusutsu Wool』へと生まれ変わります。ご自宅でもルスツの自然を感じられる品々をご用意いたします。

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